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BUBUがお届けする連載企画”ナレッジ” | Showcase.50 「ダッジチャレンジャー×G.G.佐藤」

記念すべき第50回は、元プロ野球選手で、現在は野球解説者や会社経営者、YouTuberなど、多方面で活躍されているG.G.佐藤(ジー・ジー・さとう)氏です。

BUBUがお届けする連載企画”ナレッジ” | Showcase.50 「ダッジチャレンジャー×G.G.佐藤」

文/プロスタッフ写真/内藤 敬仁

記念すべきナレッジ!50回目は「GG佐藤さん」に登場いただきました!

今回のナレッジに登場していただいたのは、元プロ野球選手で、現在は野球解説者や会社経営者、YouTuberなど、多方面で活躍されているG.G.佐藤(ジー・ジー・さとう)氏です。
実はG.G.佐藤氏には、2014年に雑誌(アメ車ワールドとA-cars)の企画で、BUBUが用意したC7コルベットに試乗していただいた事があり、BUBU横浜店に来ていただくのは、その時以来となります。
今回BUBUが用意したのは、G.G.佐藤氏が一度乗ってみたいとお話されていたダッジチャレンジャーとシェルビーGT350。果たしてカーマニアとして知られるG.G.佐藤氏の感想は?

人生最初の愛車ははシボレーコルベットの中古車!?

編集:現役時代からカーマニアとして知られていた佐藤さんですが、佐藤さんの愛車歴を教えてください。まずは佐藤さんがご自分で購入された人生最初の愛車から教えてください。

G.G.佐藤:僕は大学卒業後、マイナーリーグ・フィラデルフィア・フィリーズ1Aを経て、2002年に西武ライオンズの入団テストを受験。2003年のドラフト会議で指名を受け、2004年から試合に出場したのですが、西武時代に買ったシボレーコルベットが人生初の愛車となります。

編集:最初の愛車はアメ車だったとは驚きです。2003〜2004年くらいというと、C5コルベットだと思いますが、正規ディーラーで新車購入されたのでしょうか?

G.G.佐藤:いえ、中古車でした(笑)。でも、格好良くて速くて快適で、凄く良いクルマでした。このコルベットの事は今でもよく覚えています。アメ車という事で言えば、30代になりたての頃はワゴニアに乗っていましたが、このワゴニアはけっこう故障しましたね(笑)。

編集:C5コルベットにワゴニアとは、なかなか通好みというか、かなりのアメ車好きですね(笑)。アメ車以外ではどんなクルマにお乗りになってきたのでしょうか?

G.G.佐藤:コルベットの次に乗ったのが初代のポルシェカイエンターボ(9PA型)でしたが、実はこの頃から「何時かは911に乗りたい」という思いがあり、西武をクビになった(戦力外通告を受けた)時に1972年型のナロー(ポルシェ911 T)を購入。このナローは、2、3年前に現在の68年型ナローに乗り換えるまでずっと所有していました。ナロー以外だと、今持っているのはフェアレディ240Zとインテグラ・タイプRですね。

編集:ナローに240ZにタイプRとは、全部趣味のクルマというか、走りが楽しいのは間違いないでしょうが、見事に実用性の低いモデルばかりですね(笑)。佐藤さんにはお子さんもいらっしゃると思いますが、そのラインナップだと不便じゃないですか?

G.G.佐藤:そこは大丈夫です(笑)。ファミリーカーとしては日産エルグランドがあるので。あと、仕事などの日常の足にはクラウン・エステートを使っています。エステートはもう30万kmくらい走ってますが、元気に走るし汎用性が高いし、良いクルマですよ。

「操ってる感」があるMTが好き

編集:お話を聞く限り、佐藤さんの歴代の愛車にはMT(マニュアルトランスミッション)車が多いみたいですが、何かコダワリの様なものがあるのでしょうか?

G.G.佐藤:ファミリーカーとか仕事用であれば何でもいいんですが、趣味として乗るクルマはやっぱりMTが良いですね。ATなど2ペダルのクルマと違って"操ってる感"があるというか、"クルマを運転している"という実感があるので。ただ流すだけ、移動するだけならどっちでもいいんですが。

編集:なるほど、佐藤さんは単にクルマが好きというだけではなく、運転する事も好きなタイプなカーマニアなわけですね。さて、そんな佐藤さんに今回はダッジ・チャレンジャー(R/T スキャットパック)とシェルビーGT350(フォード・マスタング)という、現代のアメリカを代表するスポーツタイプのアメ車を体験していただいたわけですが、いかがだったでしょう?

G.G.佐藤:まず何と言っても2台とも格好良いですよね。とくにチャレンジャーの方は、昔のマッスルカーが現代の技術で生まれ変わった様なイメージで、10年以上も前にデビューしたモデルとは思えないほど洗練されています。シェルビーGT350の方は、チャレンジャーと比べるとボディが一回り小さいんですが、いかにも速そうな迫力のあるデザインで存在感があります。あと、2台ともMTというのが良いですね。アメ車というとATのイメージが強いんですが、MTもちゃんとあるんですね。

車両イメージとくにチャレンジャーの方は、昔のマッスルカーが現代の技術で生まれ変わった様なイメージで、10年以上も前にデビューしたモデルとは思えないほど洗練されています。
車両イメージシェルビーGT350の方は、チャレンジャーと比べるとボディが一回り小さいんですが、いかにも速そうな迫力のあるデザインで存在感があります。

編集:チャレンジャーはグレードに限らずATが主流ですが、BUBU BCDではけっこう6MT仕様が輸入されていますね。シェルビーGT350の方はそもそも6MTしか設定がありません。おっしゃる通り、アメ車って昔から日本では大排気量V8でオートマというイメージが強いんですが、世界のライバルがATやCVT、DCTなど2ペダル化していく中、スポーツカー&スポーティカーに関しては、頑ななまでにMTをラインナップしてるんですよね。

G.G.佐藤:そう言えば、コルベットもFR最後のC7まではMTをラインナップしてましたね。でも、チャレンジャーの様な、どちらかというとGTカー的なモデルにまでMTが用意されていたのは意外でした。先にお話した通り、僕はMTが好きなので、色んなモデルにMTが残っているのは嬉しいですね。

愛車を我が子に引き継いでもらえると嬉しい

編集:本日は突然の悪天候(ゲリラ豪雨)のため、残念ながら公道を試乗していただく事が出来なかったのですが、佐藤さん的には今日の2台はいかがだったでしょう? 実は事前に佐藤さんと交流のあるマリオ高野氏から「佐藤さんが愛車の買い替えを検討している」という情報を得て、今回の企画をセッティングさせていただいたのですが?(笑)。

G.G.佐藤:そうだったのですね(笑)。確かに少し前から240ZとタイプRを手放して他のクルマを購入しようと考えています。現時点での最有力候補はトヨタのハチロクなんですが、なかなか良い個体が見つからなくて、どうしようかな?と思っていたとこだったんですよね。

編集:ハチロクって現行モデルじゃないですよね?

G.G.佐藤:もちろん昔のAE86です。ピンポイントで言えば、AE86唯一の限定モデルである『スプリンター・トレノ 1600 GT-APEX ブラックリミテッド』というモデルなんですが、もうけっこう長い事探してるのに全然見つからないんですよね。最近はさすがに「無理かな?」と思い始めていて、そんなタイミングで今回のお話をいただいたのでお受けしたのですが、こうやって現車に触れてみて改めて「やっぱりアメ車も良いな」と思い始めてます(笑)。

編集:佐藤さんがC5やワゴニアをご購入された当時と比べると、アメ車もかなり高額になってはいますが、
最近の国産旧車の値上がり具合を考えると、もし仮に佐藤さんご希望のブラックリミテッドが見つかったとしても、恐らくとんでもない高額になると思うので、金額的には今日の2台と良い勝負なんじゃないか?と思います。

車両イメージ今、アメリカ車は空前のリセールバリュー

G.G.佐藤:アメ車ってリセールバリューも良いんですよね?

編集:良いですね。とくにチャレンジャーやシェルビーは期待出来ます。

G.G.佐藤:僕はそうコロコロとクルマを乗り換えるタイプではないんですが、今回みたいに乗り換えを検討している際には、リセールバリューが高いモデルというのは助かりますね。僕のところは下の子が男の子なんですが、この子がけっこうクルマが好きで、自分の愛車のうち、どれか1台は子供に引き継いで貰いたいと考えています。ですから、愛車を購入する際には本当に好きで長く乗りたいと思えるモデルで、なおかつ古くなっても価値が下がり難いモデルが理想なんですよね。そういう意味で今回見せていただいた2台は凄く魅力的だし、お世辞抜きで良いと思いました。

編集:アメリカのマイナーリーグでプロ野球人生をスタートさせた佐藤さんにはアメ車がよくお似合いだと思うし、ぜひ本気でご検討ください!また、今度は天気の良い日にぜひドライブフィールもご確認いただきたいと思いますので、またぜひ取材にご協力ください。

車両イメージ

【プロフィール】

G.G.佐藤(ジー・ジー・さとう/元プロ野球選手

1978年8月9日、千葉県市川市生まれ。中学時代に野村沙知代がオーナーを務めていた「港東ムース」に在籍。桐蔭学園高等学校から法政大学に進学。大学卒業後はマイナーリーグ・フィラデルフィア・フィリーズ1Aを経て2003年に西武ライオンズに入団。西武退団後は、イタリアンベースボールリーグ、クラブチームを経てロッテに入団。ロッテ退団後は株式会社トラバース(住宅測量・地盤改良会社)に就職。現在は同社副社長、トラバースエンジニアリング代表取締役社長を務めながら野球解説者、YouTuberなどとしても活動している。

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