BUBU × AMESHA WORLD
“BUBU×アメ車ワールド” ジープラングラー購入への道 vol.2

JL型ラングラー購入見積もり&同乗試乗

“BUBU×アメ車ワールド” ジープラングラー購入への道 vol.2

購入後の売却額の異様な高さに興奮

文/石山 英次写真/古閑 章郎

「アンリミテッド サハラ」の良さはそのまま乗れるところ

 この見積もりを制作してくれた加賀美氏曰く「アンリミテッド サハラの特徴は、車両本体価格で多くの装備が付帯しているので、ほぼそのままの金額で乗り出し可能というところです」

 要するに、他メーカーの某車種のように、ベース価格が低くても、あれこれオプション装備等を加えるとかなりの金額に達してしまうということがないのが「アンリミテッド サハラ」の特徴であるということ。

 だから、車両本体に税金等、諸費用の上記金額で購入が可能ということだから、非常にわかりやすい。

 もちろん、こうした分かりやすい&購入しやすい価格設定になってはいるが、人気の追加オプション装備も当然あり、それが以下の通りという。

・フロアマット:4万9500円
・ETC2.0車載器セットアップ:3850円
・希望ナンバー:9900円
・ボディコーティング:12万1000円
・メンテナンスフォーユー5:24万7500円
・ワランティフォーユーPLUS:13万6400円
・ドライブレコーダー前後:9万3250円

車両イメージJL型の試乗車に乗せていただき体感。モデルは「アンリミテッドサハラ」だから、見積もり依頼したまさにそのグレード。
車両イメージボディカラーは何色がいいか。ブラックも良いがやっぱりホワイトか。ガンメタっぽいグラナイトクリスタルメタリックもいいし、スナッズベリーも実車を見てみたい気がするし。

ざっくり頭金100万円で月々5万800円の60回払い

 メンテナンスフォーユー5やワランティフォーユーPLUSというのは、メンテナンスやワランティの3年から5年への延長をもたらす装備というか契約延長であり、そうしたものを除けば、正直、購入後自分でいくらでもどうにでもできそうなものばかり。だから、割り切れば上記乗り出し価格で購入できる。

 さて、見積もりと同時にお願いしたローンに関する金額提示である。

 加賀美氏が用意してくれた「メリットプラン」は5年ベースで明示してくれた。聞けば、「ラングラーは国産車ユーザーと異なり、比較的長いスパンでお乗りになる方が多いです。だから3年で乗り換えるというよりは、5年程度を目安にローンを組む方が多いのです」という。

 で今回は、残価設定ありで上記見積もり金額で試算してもらったのが以下の通り。

■実質年率:2.45%
■頭金:100万円
■オートローン元金:521万8800円
■お支払い期間:61回
■ボーナス払い:なし
■月額分割金支払い:5万800円
■残価据え置き支払い金:266万4000円

 ざっくりだが、頭金100万円で、5万800円の60回払い。それで最終的に266万4000円の残価となる。なるほど!

 ちなみに、ラングラー購入においては、「値引き」はないという。それはラングラー自体の売却額が非常に高いから。あくまでいま現在の話だが、「3年売却で購入額の7割近い価格、5年売却で5割超の価格で買取されている」という。

 クルマの状態やその時の市場価格によっては「8割近い額での売却されたことも過去にあった」ということで、値引きがない分、売却時の額に上乗せされているということである。

車両イメージ旧モデル時にはあまり必要性を感じなかったが、JL型であればインテリア周りの質感も高く、シートにもレザーが欲しいと思うからやはり「アンリミテッドサハラ」となるか。
車両イメージ驚いたのが、後席の足元スペースの改善だった。かなり広くなり、進化をちゃんと感じることができる。リアシートの背もたれの角度も改善されている。が、そこに関しては「もうちょい寝た方が好み」の方もいるかも、とも思えた。
車両イメージ3.6リッターV6エンジンに組み合わされるミッションは8速AT。これまでのモデルにも使用されてきた熟成されたエンジンとミッションと言える。一方2リッター直4ターボエンジンにも8速ATが組み合わされているから、全くの別物といった感じだ。

人気高によって売却時の異様な高値がキープされている

 もちろん、その時々の市場価格が影響するから、常に「3年売却で7割キープ」という保証はないとは思うが、それでも現状7割程度からそれ以上をキープしているということで、改めてラングラー人気の高さを思い知る。

 ということで、592万円でアンリミテッド サハラを購入した場合、あくまで現段階でのシミュレーションだが、5年後に5割額で売却と試算すると296万円となるから、「その時点で266万4000円の残価を焼却してもまだ約30万円残る。

 だからまた再び新たなラングラーに乗り換えたとしても、その時の頭金が減額できるな」なんて良からぬ想像をしてしまった(笑)

 「ラングラーの場合、上記した通り、特別仕様車がよく出ますから、タイミングが合えば良い条件で乗り換えることも可能ですね」

 なるほど。なんか上手い話だなとも思わなくはないが、決してそんなことはなく、現実的に行われている取引の実情であるというから、一層興味がわいた。

 ということで、JL型ラングラーの輪郭が少しずつだがつかめてきたので、次は実車を前に説明してもらい、最後に同乗試乗で締めくくった。

車両イメージ旧モデル時にはあまり必要性を感じなかったが、JL型であればインテリア周りの質感も高く、シートにもレザーが欲しいと思うからやはり「アンリミテッドサハラ」となるか。
車両イメージ驚いたのが、後席の足元スペースの改善だった。かなり広くなり、進化をちゃんと感じることができる。リアシートの背もたれの角度も改善されている。が、そこに関しては「もうちょい寝た方が好み」の方もいるかも、とも思えた。
車両イメージラングラーの人気の高さは相変わらずであり、人気の理由の一つは間違いなく「デザイン」であるという。ファッションでもアウトドアブランドを街着として着用する方が圧倒的に多くなっているようにオフのイメージの強いラングラーを街中で使用することを好む方が多くなっているのだろう。
車両イメージ裏手に併設されているファクリーも充実しており、最新設備と機器による適切な整備が期待できる。

ちょっと高級なモデルに乗っている感じがするJL型

 旧JKラングラーには何度か触れたことがあったが、JL型のラングラーに触れるのは今回が初めて。だから今更ながらに進化を感じ、大いに感動した。人によっては「良くなり過ぎ」というかもしれないが、個人的には非常に好感。

 何よりステアリングがよく切れるし、各部の質感向上がイマドキの感覚に良く合うし、エンジン始動時の遮音性静粛性がお見事。ラングラーというよりはちょっと高級なモデルに乗っている感じもあるし、売れるのもよく分かる。

 それでいて、立ち気味のフロントウインドーやそのガラス部分の狭さがラングラー特有であり、そうした個性的な部分がありながらも、ブレーキのタッチやハンドリングには現代車としての扱いやすさが感じられるから乗っていて不安感は皆無だし、これまた売れる理由に繋がっているのだろう。

 「JK型も人気の高いモデルでしたが、現行のJL型になり、より一層多くの方々にご支持いただいております」というから、個性と乗りやすさの両立が大切だったに違いない。

 最後に。一つ質問ですが、「壊れます?」と不躾な質問を投げかけてみた。が、「JL型に関してですが、これまでに大きなトラブルに関する報告はございませんね。もちろん機械ですから100%大丈夫ということは言えませんが、現段階では非常に信頼性の高いモデルだと考えております。(オーナーでもある加賀美氏だからの説得力)」

 ということで、この日は見積もり依頼と同乗試乗にてJL型の雰囲気を味わった。本当なら旧JK型の中古車が本命だが、話を聞くうちに「どうにか買えないか」と思案している自分がいる。ということで早速、もらった見積もりを精査して家族会議である。

 ただ、まだ未知なる存在の2リッター直4ターボ、そして旧JK型の存在も無視できないから、できればこの2台についても加賀美氏にお願いし、今後、実際に触れてみたいと思っている。

車両イメージ実際にラングラーに乗っている方が営業マンとしているわけだから、オーナーとしての意見がもらえて購入の際の大いなる参考になる。
車両イメージここはショールーム横に併設されている納車場。ここに置かれている車両は契約車であり、納車時に車両の説明等が行われる場所。要するに買えばここで納車儀式が味わえるというわけ。いつの日か、ここに座れるか!?
車両イメージ■ジープ西東京 ・東京都西東京市東伏見3-8-17 ・営業時間:10時〜19時 ・定休日:火曜日
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