2023年でダッジ チャレンジャーが生産終了したが、同じくもう一台、現代版マッスルカーが生産終了となっている。それがシボレー カマロ。
だがしかし、2024年となった今もカマロの正規モデルの新車を購入することが可能である。
正確に言うと本国でもすでに生産終了しているが、日本からのオーダー枠分の生産は続いており、日本仕様への対応等が終わり次第納車されるということだから(今はちょうどその合間にある)、その枠の埋まり具合によっては今からでも購入することが可能なモデルがある。
まず最終モデルの販売ラインナップを確認すると、通常ラインナップのV8「SS」、通常ラインナップの直4ターボ「LT-RS」、そして国内50台限定の「カマロ ファイナルエディション」。
ちなみに「カマロ ファイナルエディション」とは、専用ストライプ、レカロ製パフォーマンスバケットシート、専用フロアマット、記念エンブレムを備えた特別仕様車であり、ボディカラーには白と黒が用意されていた。
だが4月20日時点では「ホワイトのボディカラーは完売でブラックが5台枠が残っております」とキャデラック葛西 / シボレー葛西の仁部氏は言う。
続けて「スタンダードのV8はすでに完売ですし、もし今からV8モデルを購入したいとなれば『カマロ ファイナルエディション』のブラックのボディカラーであればご用意可能です(4月20日時点)」
「カマロ ファイナルエディション」の価格は940万円。一方で通常ラインナップのV8「SS」が880万円ということを考えれば、60万円差に一瞬躊躇うかもしれない。
だが、よくよく考えればファイナルエディションには、レカロのバケットシートが二脚付いているから、それだけでも十分にもとが取れる。いや、お買い得と言っても良いかもしれない。
「60万円差がありますが、ファイナルエディションの方が圧倒的にお得なんです。レカロのバケットシート二脚は60万円では買えませんから」
上記に挙げたダッジ チャレンジャーでもそうだったが、V8モデルが圧倒的に人気である。カマロにおいても当然V8人気は高く、しかもそれが正規ディーラー車として購入可能なのだから、もしまだ購入を迷っている方がいるなら、「最後のチャンスを掴むべき」と言えるかもしれない。
一方で、直4ターボエンジン搭載の「LT-RS」、こちらはまだ数十台の枠が残っているという。
「668万円の『LT-RS』には黒、白、赤の3種類のボディカラーが用意されており、今はまだ完売枠はありませんので、どのカラーでも購入可能です」
「LT-RS」に搭載される2リッター直4ターボエンジンは、275hp、最大トルク400Nmを発生させ8速ATと組み合わされる。この400N• mというトルク数値は、例えるなら3.5リッターから4リッター級のNAエンジンのトルク数値に匹敵するもの。
個人的に何度も言っているが、カマロ「LT-RS」は90年に登場したスカイライン GT−Rと車重を含めほぼほぼ同じスペックを誇っているだけに、同じような速さを有すると言っても過言ではないし、実際にそれくらいの性能を持っているのがカマロの直4ターボモデルなのである。
ちなみに、ボディカラーが黒だと赤い内装の組み合わせとなり、白と赤のボディカラーだとブラックの内装になるという違いがあるから注意すべきである。というか、ブラックボディの赤い内装の組み合わせが最高にオシャレである!
ということで、カマロのデザイン的魅力は言わずもがな。くわえてボディ剛性も高く直4ターボのパンチ力もかなりある=カマロでしか得られない満足感は直4ターボモデルになっても変わらないから、最後の最後にあえて「LT-RS」を選ぶこと=気取らず気軽に乗れるスポーツモデルとして非常にオススメだし、生産終了直前の最後の最後に直4ターボの新車をあえて入手する意味はかなりあると言えるのである。