「アンリミテッド サハラ」グレードが希望なら
「ラングラー アンリミテッド フリーダム エディション」がオススメ
文/石山 英次写真/古閑 章郎
数年前から爆発的人気を得ていたジープ ラングラー。一時期は納期半年以上は当たり前であり、欲しくても買えないアメ車の代表的存在であった。
だが、それから数年が経ち、今はある程度の落ち着きを取り戻しつつある。その理由は、まずは「欲しい方」に一通り行き渡ったから。そしてもう一つは価格帯が向上し、「欲しくても買えなくなった方」がいるから。
そう、ここ数年、輸入車全般(国産車も含め)の車両の価格帯が上昇しており、ラングラーも同様に高騰。
もちろん、それには確固たる理由があるのだが、それにしても上昇の幅が大きい。だから、欲しいと狙っていた方々が買えなくなったという理由もわかる。
が、ラングラーも確実に終わりに近づいているから(あくまで編集部予測)、欲しいと思っている方は今の型が存在しているうちに是非一度乗って欲しい。
ということで、今現在、ラングラー購入に関する「賢い買い方」についてジープ西東京スタッフに話を聞いた。
まず、新車に限らない方は、認定中古車がオススメである。認定中古車とはメーカーが定める基準を満たした中古車であり、新車登録7年以内、走行距離8万km未満の質の高い車両のみが厳選されている。
さらに専門のサービスエキスパートが精密なコンディションチェックを実施した車両であり、新車保証内の車両であれば保証継承も行えるから、中古車とはいえディーラーに守られているという安心感がある。
一方、新車を希望の場合、まずはラインナップを確認し、もし今現在「アンリミテッド サハラ」をチョイスするつもりなら、面白い選択肢が存在する。
それが「ラングラー アンリミテッド フリーダム エディション」である。
「ラングラー アンリミテッド フリーダム エディション」とは、「アンリミテッド サハラ」をベースにした限定車であり、純正クラウド型ドライブレコーダー、プレミアムフロアマット(フロント&リア)、グラブハンドル(フロント&リア)が装備されている。
これら付属品は購入時の装着率が非常に高いオプションパーツであり合計21万円。「アンリミテッド サハラ」の価格が870万円であるから、それらを装着すれば合計891万円になる。
だが、「ラングラー アンリミテッド フリーダム エディション」の価格は830万円。要するに61万円分安くなっていると考えられる(値引きとも考えらる?)。
もちろん、「ルビコン」が欲しいとなれば対象外だが、「アンリミテッド サハラ」の新車希望という方がいるならば、圧倒的にお買い得である。
しかも、ラングラーの3年後の下取り相場が65%程度(状況により上下動する)というからさすがのラングラー人気とも言える。
ということで、ジープラングラー購入の賢い選択肢としては、まずは「ラングラー アンリミテッド フリーダム エディション」となる。つづく