2016年6月から始まった毎月第3日曜日のアメ車の朝会
まさしく継続はチカラなり
文/石山 英次写真/古閑 章郎
今年5月で丸6年となったBUBUのモーニングクルーズ。当初はBUBUユーザー限定のような雰囲気があったというが、開催を重ねるごとに認知されるようになり、今ではれっきとしたアメ車ユーザーの集まりとして認識されている。
聞けば「最初の一回目は七里ガ浜での開催でしたが、それだと地域的な問題もあり参加できる方が決まってしまいます。ですので、二回目以降はアクセスの良いお台場に変更し、横浜から千葉や埼玉、つくば方面からのオーナーさんも数多く集まるようになっております」
実際、お台場に場所を変更して以来多くの方々の参加が見られるようになっており、今回もつくば方面、埼玉方面、成田方面から来場されたオーナーさんを実際に確認している。
ちなみに例のコロナ禍や東京オリンピック開催によりお台場地域は一時封鎖されたことがあり、その時は近隣の公園に場所を変えながら回を重ねてきたというが、そうしたスタッフたちの熱意を持った継続が6周年につながったわけである。
と同時にモーニングクルーズとは銘打っていても、何かイベントをするわけでもなく、ただ集まって、アメ車を見て、お話しをして…。毎月第三日曜日AM8:00ー10:00開催という日時は決まっていても時間的な制限や束縛は一切ないから、好きに来て、好きに帰ることができる気楽さが、人気の秘訣ということなのだろう。
というか、ここ数年コロナ禍だったこともあり各種自動車系イベントが開催されていなかったから、こうしたライトな集まりは今や「朝会」として各地で繰り広げられているという。その代表的存在がBUBUのモーニングクルーズなのである。
で、その6周年を記念したモーニングクルーズが10月16日に行なわれている。場所はお台場潮風公園であり、当日はその公園に収まらないほどのアメ車オーナーが来場。ざっと80台超である。
主な来場車は、60年代のマスタングから現行のチャレンジャー&マスタング&コルベット&カマロに至る様々なアメ車であり、写真を撮ったり会話をしたり、各人それぞれの楽しみ方にあった時間の使い方をされていた。
一方で、BUBUのスタッフたちも数多く参加されており、記念ステッカーを配ったりドーナツ&コーヒーを配ったりと、ちょっとした気遣いではあるのだが、そうした心遣いができるからこその6年もの継続ということになるのだろう。
で、個人的にはコロナ禍前の2018年に複数回モーニングクルーズには顔を出していたので実に3年9か月ぶりの参加となったのだが、非常に楽しい時間を過ごさせていただいた。
特に驚いたのが(当たり前かもしれないが)、約4年前にいらしていた方がそのまま同じ車両に乗って参加されており色々お話ができたこと、また全く新しいユーザーさんが増えていたこと等、この4年間での変化を感じつつ、変わらないモーニングクルーズの気軽さを楽しませてもらったのである。
同時に取材をさせてもらったりもしたが、タイミングが合わず全てのオーナーさんに話が聞けたわけではありません。すみません!
最後に。以前BCD車両として自分で取材した車両を購入されて、それに乗ってお越しになっているユーザーさんの顔を拝見し、直接お話しできたことを含め、日曜日のアメ車好きによる朝会は最高! と思った次第である。
ということで、BUBUモーニングクルーズは来月以降も続くから、興味ある方は是非とも参加してみるといいだろう。