白土康志(シラト ヤスシ)さんが購入した初めてのチャレンジャー
「とにかくショップ選びが一番重要です」
文/石山 英次写真/古閑 章郎
白土さんは、これまでスカイライン GT−Rを3台、その後エルグランドに3台乗り、そして再びGT−Rに乗り換えたいと個体を探し始めたところ、「2,000万円から3,000万円」という驚愕の中古車価格に愕然とし、そして諦め、次なる候補車としてダッジ チャレンジャーに的を絞った。
「以前乗っていたR32型GT−Rは800psにチューニングしてました。で、次は、アメ車でパワーがあってカッコ良くてGT−Rに対抗できるのはチャレンジャーだなと」
茨城県ひたちなか市在住の白土さんは、地元のショップを含め5件程度リストアップし、また実際に足を運び購入車両を選定した。
「地元のショップは3.6L中心の品揃えでしたのでネットで検索して。そして実際に足を運んで。こだわったのはそのショップの販売台数や実績、そして情報の質ですね」
聞けば、白土さんは以前のGT-Rの頃から、まずは自分で思いっきり調べそして情報を蓄え、事前の準備を常に怠らなかったという。それは車両購入だけでなく、チューニングにおけるパーツ情報も性能、効能、その他すべてを調べた上で購入に至ったという。
もちろんチャレンジャーに関しても下調べし、搭載エンジンから年式ごとに加わった新ボディカラー等の情報まで網羅し、そしてチューニングメーカーのパーツ情報も事前に調べ、「クルマを手にした後にこれとこのパーツを付けたらどうなるか、までを想定していた」という。
「まずは初めてのアメ車ですからね。そして実際に店舗に伺い、いろいろ質問してみると馬脚を現すと言いますか。『わかってないなーこの人』って方が、ショップ店員なのに結構いるんですよ。
質問に対する答えが曖昧だったりごまかそうとしたり。こちらは実際には知っているんですが、試す気持ちもあってあえて聞いてみるんですね。で、そういったいい加減なショップは全てパスしました。で、そんな感じで見ていた時にBCDに出会いましたね」
そりゃそうだろう。それまで国産車に乗っていた方にとっては、初めてのアメ車、アメ車ショップということで、そのある種異様な雰囲気に身構えたに違いない。「国産車を扱う中古車店のようにはいかないな」と。だから事前に下調べし情報を蓄えた白土さんのやり方は、自分を守る上でも非常に正しいと言える。
また白土さんは、自分でいじる前提で、ノーマル状態に近い車両を探していたとのこと。ボディカラーは白土さんお決まりの「ホワイト」で(GT−Rの頃からずっとホワイトだそうで)。
で、BCDのHPを見れば一目瞭然だが、常に新しい情報が加えられていること、そして販売数の多さ、また多彩なボディカラーの車両も多く、白土さんの思う理想的なショップであった。
「最初はヘルキャットを考えたんです。707hpですしね。ですが、6.4Lを買って、のちに自分でスーパーチャージャーを付けよう』と思い直し、2021年のR/Tスキャットパックを手に入れました。他店ではノーマルに近い状態のものがあまりなかったですし、信頼感が築けそうになかったんですよね」
白土さんは、最初横浜店にあるヘルキャットの購入も検討したというが、最終的にはまだ本国から移送前のR/T スキャットパックを購入されており、すなわち個体を見ることなく「BCD車両への信頼」のみで契約されたのだ。
ちなみにそれは、実際に展示されている他の在庫車等を見ることで、またスタッフと話しをすることで、『大丈夫だな』と思えるようになったからだという。
くわえてBCDはつくばショールームにいても横浜店の在庫の話ができたりもするから、BCDはとにかく情報量が多くて質も良くて特に初心者に勧められるとも語っていた。
そして昨年末に契約し、今年3月に納車になった白土さんの2021年型R/T スキャットパック。購入時約3,500キロ走行車というBCDお決まりのコンディション良好車であった。
すでに納車1ヶ月点検を済ませており、問題なく過ごせているという。そんな白土さんのスキャットパックのメーターはすでに約8,500キロを刻んでいる。
「あまり乗らないつもりだったんですけど楽し過ぎて(笑)。毎日乗ってます。初めてのパドルシフトですが、変速も速いし楽しい!」
ひたちなか市には海沿いの海岸線があり、そこを度々訪れるというし、入手2ヶ月程度だがご覧のような独自アレンジを随所に施している。
「車両のコンディションはBCDに任せ、そしてパーツは知り合いのアメリカ現地『AWA』から取り寄せ、地元の知り合いのショップやDIYで装着しています」
とにかく乗って楽しくいじってカッコ良いと満足している白土さん。これからチャレンジャーを買う方には「とにかくショップ選びが一番重要です」とアドバイスもくれた。